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三男坊天真爛漫
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ちびっ子探検隊

幼少時代TB:0CM:0
 昔、違うブログで書いたんですが・・・・・もうブログ暦、本当は三年くらいです(笑)ちょこっと引っ張り出してきました。


     ちびっ子探検隊  

 私の住んでる町内会は本当に小さく子供の人数が凄く少なかったので一緒に遊ぶ年代がバラバラ!今の時代ならTVゲームがあるのでやることは一杯あると思うのですが当時はね〜!人生ゲームとか野球盤くらいしかなかったし外で遊ぶ方が断然楽しかった。私の一才上にガキ大将が(幼稚園から小学2年くらいまで遊んでたかな〜)いていつも一緒に夏休みラジオ体操に行ってた。アキちゃんって呼んでました。で私の下に幼稚園の年少まで7〜8人くらいで遊んでました。当時私は小学校2年生くらい。

 ラジオ体操が終わって一緒に帰る途中に小さな川(川幅5Mくらい)が流れているのですが突然ガキ大将のアキちゃんが立ち止まり「この川の水ってどこから流れてるんだろ〜?」って突然言い出し後のみんなは「・・・・・・・?????」なに言ってんだかと思いながらも考えるそぶり・・・・・・すると突然、「この川を上っていくぞ」と言い出しみんなも面白そうなので「いくいく」ってことになり「朝飯食ったらすぐ集合」って事でここからちびっ子探検隊結成!

 「いざ!出発!」ってみんな川の側の道を歩いて行こうとするとアキちゃんが「待て待て!川の中に入って行かないと意味が無い。」って言い出し皆は頭の中が「・・・・・・・」でもまあアキちゃんが言うんならと渋々川へ。で隊長のアキちゃんが先頭、幼稚園の子もいるので私が一番後ろに。「じゃ〜行くでー」の声で出発!みんなはもう探検隊の気分である。これから色々な事件が起こる事も予測せず。

 暫く順調に進んでいたのだが目の前に2mくらいの滝が・・・・・・アキちゃんがそれを見て「滝を登る」って言い出しまあ私は別に簡単だと思ってましたが幼稚園の子はね〜・・・・・・でもその子が一人で登れると言い出し登り始めたのだが後少しの所で滑って落下。「ドボ〜ン」見事に落ちたのである。幸い怪我は無かったが服はびしょ濡れ。アキちゃんが私に「家まで連れて帰ってやれ!俺たちは先に行ってるから連れて帰って後から一人で来い」って言うからその子に「帰ろう」って言ったら突然泣き出し「俺も行く」幼稚園にしては見上げた根性。アキちゃんが「じゃ〜付いて来い」って言ったんだけど後々これが私の負担になるとは想像もしてなかった。

 その頃草津はまだまだ田舎で川には蛇もいるし。でもアキちゃんが皆が認めるガキ大将の所以は蛇でもハチでも平気なのである。スズメバチも手で叩き落とす達人なのである。それから蛇にも出会ったがアキちゃんが蛇のシッポを捕まえ草むらに・・・・色々あったが順調に川を上って行くのであったが昼の1時ぐらいになったらさすがにお腹が減ってきた。そう言えば朝食べたっきりなにも皆食べてない。子供なんでお金持ってないし・・・・・当時私の家は共働きだったので昼にお好みを食べなさいと親から500円貰ってたのを思い出し。「これで皆でパン食べよう」って事になったがかなり上流まで来てたので店はなし・・・・・・そこでアキちゃんと私が走ってふもとまで戻る。そこでパンを一人一個づつ買う。そして再びみんなが待つ所まで戻る。もう2時は回ってたと思う。時計なんて高価なものは誰も持っていないのだから。川幅はかなり小さくなってきているもう少しで着くだろうと甘い考え。パンを食べて再び川を上るそこで更なる問題が・・・・・・・川が山の中へ入って行くのだ。これ以上は無理か幼稚園の子までいるのだから・・・・・・・・

アキちゃんがしばらく考えて多数決を取る事に。山の中は危険が一杯である。しかも今の段階でどこにいるのかが分からない。山に入ってすぐたどり着ける保証も無い。私は幼稚園の子がいるので無理と思い反対。幼稚園の子は湧き水から川になっていくのが見たい一心。「湧き水を飲むんだ」と言う事を聞かない。そしてアキちゃんが出した答えが「行ける所まで行こう。幼稚園の子がもう歩けないって言ったら引き返そう。」山に入って一時間以上は歩いただろうかもうみんなへばって来て話すらしなくなった・・・・・・・・山の斜面をそのまま水が流れて行く。「もう近いぞ〜」アキちゃんの声にみんながまた元気を取り戻す。

 そして遂に到着!山の地面から湧き水が出てきてるのだ!皆が「うぁ〜すげ〜とうとう着いたんだ〜。」そして順々に水を飲む。皆が「おいし〜って口をそろえて言う。」喉がカラカラのせいもあったのだが・・・・・・しばらくそこで休憩。しかしもう辺りが暗くなり始めていた。

 「さあ下山だ!」アキちゃんの声。誰も親には行き場所すら言ってないし言ったら反対されるに決まってる。親が心配しないうちに帰らなければ。でも今の場所さえ分からない。取り合えず山を降りよう。湧き水を見て安心したのか一番小さな子が「もう歩けない」川に落ちた子だ・・・・・・・確かに朝7時過ぎに出てもう夕方6時くらいになってる。歩きっぱなしなので無理も無い。そこでアキちゃんが私に「おんぶしてやれ・・・・・・」私も疲れているが・・・・一番体格が良かったしいつも喧嘩の相手は兄二人。力は強かった。おんぶして山を下山。しばらくしておんぶした子が疲れ切ったのか寝てしまった・・・・・・おんぶした経験がある方は分かると思うのだが寝たら以上に重たくなる・・・・・私はやっぱり川に落ちたときに返せば良かったと後悔。山を降りた所でもう辺りは真っ暗!みんなの体力にも限界が来ている。しかも自分たちの居場所が分からない。

 アキちゃんは「もう来た道じゃなく最短距で離帰ろう。」と言い。周りが暗かったので明かりが集中してる場所へ一直線。それから一時間は歩いただろうか。ようやく明かりのある街中へ!着いたと思ったがそこは私たちが住んでる草津じゃなく己斐・・・・・・・・みんなガッカリ・・・・・・そしてもう一人幼稚園の子が「もう歩けない」アキちゃんが背負う。でももう電車道沿いに歩けば草津へ帰れる。・・・・・・・・

 そして住む町草津へ!皆「やった〜」って喜んでいたがもう夜の八時を回ってる。しかも誰も家に連絡していない。親たちは私たちを捜すのに総動員。大変な騒ぎになってる。そこへドロドロになった私たちが帰ってきた。小さい子の親たちは自分の子を見て抱きしめる。でも一番上のアキちゃんと私は親から「バカタレ〜」ってその場で殴られる。あれは効いた〜疲れきった上に殴られるのだから。アキちゃんの親と私の親は小さい子の親に謝りまくり。帰っても散々怒られ一週間家から出ては行けないと・・・・・・・でもあの頃の親は違ってたな〜!小さい子の親たちも私とアキちゃんを見て「また遊んでやってね」って言ってたもんな〜(笑)小さい子達も冒険がよほど楽しかったらしく「また行こう」って言うのだが・・・・・・・私とアキちゃんは苦笑い・・・・・・もうあんなに親に殴られるのは懲り懲りだ〜

 今もアキちゃんは近所に住んでる。顔を会わせるたびに「クワガタ取りに行こうや」って冗談言ってます。二人になるとあの無邪気にワンパクしてた頃に戻るのです。

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